非公式設定

このページには有魚神弥による番煎音源の非公式設定(有魚家設定)を載せています。

あくまでもうちの子設定であり、公式設定ではありません

使用の際の参考に使っても使わなくてもいいです。

ただし、この非公式設定を公式設定として扱う事はお止めください

公式設定のみを知りたい方は各音源配布ページをご覧ください。

 

主に過去や背景の話で、たまに黒かったりグロかったり人死にが出たりします。

"UTAU音源"としての面は大分薄いです。


◆◇◆ 基本設定 ◆◇◆

・番煎寮(共同生活)

なんかアパート的な寮的なシェアハウス的なところにみんなで住んでいる。

簡易キッチンとシャワーボックスのある個室が20、共有のリビングダイニングとキッチン、共有の風呂トイレがある感じ。

19人全員に部屋が割り当てられているが、何人かは居たり居なかったり別にアパート借りてたりする。

残りの一部屋は全員が所属しているUTAU事務所の担当さんの部屋だとかなんとか。(中の人的なホニャララ)

隣には豊漁の神様が祀られた神社がある。近所には図書館とか教会とか学校とか色々ある。

 

・仕事(UTAU的な部分)

みんなそれぞれ本職的なものがあったりなかったりする。

副業的に全員がUTAU事務所みたいなところに所属しており、担当プロデューサーもいる。(中の人的なサムシング)

全員担当Pの名簿に登録されており(voiceフォルダ的なアレコレ)、必要に応じて仕事が入り、それ以外は自由。

 

 ・種族と信仰

種族的なものは大まかに「個として存在を確率出来るもの(ヒトや妖怪やその辺の動物)」と「周囲から力を得て存在を確率させるもの(神格)」

 

妖怪は種族毎で個別の特殊能力、特性を持っているもの。

ヒトはそれと逆で、個別の特殊能力や特性が無いもの。つまるところナチュラルでベーシックな人間。

有無で大別されているだけで、ある意味妖怪の一種だし、ヒト意外の特殊性の無い動物も同じカテゴリになる。

ヒトや妖怪の中で何かのきっかけで種族が変わったりする事も間々ある。

 

神格はそういったもの+外部からの“信じる力”で成り立っている。

主に信じられている特性が力になる。例えば“豊穣の神”ならその神のいる土地は豊かになるし、“雨の神”なら雨を呼んだり退けたりすることができる。

信じる力、信仰心が力の源のため、それが弱まれば神としての力も弱くなるし、信仰が尽きれば神格を失ってしまう。

神格で無くなると、ヒトや妖怪に格落ちするか、あるいは消滅する。格落ちの場合は神格であった時と近い姿や特性になる事が多い。

ちなみに神格と言っても万能ではなく、自分の特性に特化している事、信仰の続く限り不死である事以外は妖怪やヒトと大差ない。


◆◇◆ 有音クロ ◆◇◆

22歳男性、身長173cm。

寮の大家代理を務めている。けしてニートではない。

真大家は事務所の担当Pだが滅多に帰ってこないので代理を任命された。

本来掃除とか洗濯とか料理とかするんだろうけどいかんせんスキルが無いので他の住人に頼りがち。

しかし自宅を警備するという重要な任務があるため大家なのである。ニートじゃないよ。

基本的にぼやっとしてて無表情がデフォ。真顔で変な事言い出すタイプ。

誰かのイタズラに乗っかってたりまとめ役してたりポジションが忙しい。

一応猫の妖怪的なものらしいがそれっぽい事はあんまりしない。

 

有音ロクは「近所に住んでてよく遊ぶ妹分」的な存在。


◆◇◆ 有音ロク ◆◇◆

17歳女性、身長163cm。

極々普通の女子高生。ボーイッシュというか、活発でさっぱりした性格。

貧乳については大して気にしてないが、胸の大きさから自分がとやかく言われるのが嫌い。

キレると手や足が出るし「女子力!!」と叫びながら瓶の蓋を開けるタイプ。

一応犬の妖怪的なものらしいがそれっぽい事はあんまりしない。

 

有音クロは「近所に住んでてよく遊ぶ兄貴分」的な存在。


◆◇◆ 空歌テル ◆◇◆

3歳くらい?性、小3くらいの身長。

てるてる坊主の付喪神的な何か。

窓際で揺れてたり部屋にいたりどっか行ってたり自由気ままに過ごしている。

たまに長靴履いて歩いているけど脚はない。


◆◇◆ キャシー ◆◇◆

8歳女性、?cm。

神出鬼没な都市伝説系少女。

「クレヨンの少女」や「屋根裏部屋のキャシー」と呼ばれる都市伝説に出てくる。

大元はある屋根裏部屋に住んでいた一人の女の子。

屋根裏部屋から出られず、夕方頃に母親が持ってくるご飯を食べる以外は眠るか絵を描くかしていた。

女の子には沢山の絵のお友達がいて、特に自分とそっくりの女の子のお友達が好きで、話したり一緒に絵を描いたりして遊んでいた。

ある日女の子は不注意か、親が何かしたのか、酷い怪我をしてしまう。

次第に弱って行く中で唯一のお友達に手を伸ばして助けを求めるが、絵の友達は何も出来ないままに女の子は亡くなってしまう。

それから少しして、女の子は独りぼっちの屋根裏部屋で発見されるが、その手が伸ばす先にはただ茶色い壁があるだけで、何かあるわけでも何か描かれているわけでもない。

女の子が死んだ時に女の子の想いやらその魂やらで色々あって自我を持った絵のお友達は、不確定な存在のままふらふらとどこかへ行ってしまった。

そのまま各所でお絵描きして遊んでいたらいつのまにか「都市伝説」として噂され、信じられ、形を持っていた。

本質は付喪神に近いものだが、現在それが「都市伝説」にすげ変わっている真っ最中。

成り立ち的にカテゴライズは神格だが特別な力があったりするわけでもないので、神格の中でも幽霊的な不確定な立ち位置。

 

一応部屋はあるし名簿登録もされてるけどとにかく神出鬼没。

部屋で大人しくお絵描きしてたり一夜で寮を落描きだらけにしたりめっちゃ遠いところで出現の噂が立ったりする。


◆◇◆ 声悟アキラ ◆◇◆

16歳女性、身長159cm。

探偵に憧れる女子高生。オーソドックスでクラシカルな探偵が好き。

憧れすぎてブレザーにスラックスでコートと帽子という探偵スタイルが常。男装?いえ探偵装です。

ほぼ人間だがサトリの血を引いており、観察眼が鋭く人間の心理に長け、五感も常人より鋭い。

特に聴覚が優れており、小さかったり遠かったりしても結構聞こえる。

ハッカパイプは鼻炎持ちのためと、慣れた味や香りで鋭い五感を誤魔化したり落ち着けたりするため。

対人で苦労しそうなスキル満載だけど「探偵には重要だから」って全然気にしてない。

「性自認?そんな事より探偵だ!ミステリーが僕を待ってる!」って感じなためよく自分の性別を忘れる。

 

闇歌=オーリアとは仲の良い友人。よく一緒に遊びに行ったりする。


◆◇◆ 闇歌光唄=オーリア ◆◇◆

14歳女性、147cm。 14歳男性、147cm。

中学生なうな天使の双子。二卵性で、どっちかが父似でどっちかが母似。

おっとりしてちょっと人見知りな姉とクールで人懐っこい弟。

二人共ヤンデレ気質だが他の番煎音源に向けているのは友愛とか家族愛とかそんな感じのものらしく今の所無害。

ただそこそこにブラコンとシスコンなので片割れを傷付ける奴には容赦しないぞ☆

 

闇歌は声悟アキラと仲が良いが、光唄は姉を取られたみたいでちょっと寂しい。察した闇歌によくアキラごと構われてる。


◆◇◆ 早音キイ ◆◇◆

8歳女性型、身長153cm。

本業は目覚まし時計のガイノイド。現在のマスターは喰謳狂翼。副業的に寮の家事などを手伝っている。

平均的な女性型のカスタマイズだが性器パーツはない。性自認には興味が無い。

飲食物をエネルギーに変える機構がついているため食事やおやつを摂ったりもする。

丁寧語で喋るが内容が丁寧とは限らない。特に狂翼と狂夜には当たりが強い。


◆◇◆ 喰謳狂翼狂夜狂華 ◆◇◆

20歳男性、177cm。×2 24歳女性、170cm。

人狼の双子とその姉。一卵性で狂夜が兄、狂翼が弟。

狂翼はヘタレ、狂夜はお調子者、豪快かつ短気な狂華がそれを仕留める。完璧な役割分担。

双子は揃って紫と金のオッドアイで、昔それが原因でいじめられたり怪我をしたりした。

狂夜は狂翼をかばったためより酷い傷を負った。二人共左目のあたりに傷痕が残っている。

弟達をおちょくったりしばき倒したりパシったりしてる狂華だが、その実弟絶対守るマン。

弟達をいじめていた奴等は全員狂華に徹底的にしばき倒されている。

そんなこんなな様々な理由で弟達は姉に逆らえないのだった。

 

狂翼に早音キイをプレゼントしたのは狂華。知り合いが作ったとかなんとか酔っ払ったまんま電話で言ってた。本人は何も覚えてない。


◆◇◆ ラズリ ◆◇◆

享年14歳両性かつ無性、身長145cm。

幽霊ピエロ。人を笑顔にするのがお仕事!

幽霊としての器を持っているので物理接触可能だし血も流れてる。

曰くその血はラズベリージュースらしいが飲む奴がいないため真偽は不明。多分いつもの冗談。

生前は男女の双子だったが火災に遭い姉/妹は火傷で、兄/弟は煙を吸い込み死亡した。

元々お互いが二人で一つに成りたいと想っていたため死後に魂が融合して今の形になった。

完全に混ざり合っているため既に二人の区別はなく、かつ現世に変な根付き方をしているせいで死神でもどうにもできない。

今はセカンドライフを謳歌し倒している。

「ラズリ」は元々二人のあだ名が「リズ」と「リラ」だったため死後に名前も合体させた感じ。

番煎音源無敵のメンタル。


◆◇◆ レラータ ◆◇◆

200歳台女性、175cm。

アルビノの悪魔。羽まで白い故に迫害を受けていた。

悪魔からも人からも離れ一人で暮らしているところにレラントがやってきて、まあ、なんやかんや救われた感じ。

それ以来レラントに恩を感じており、恩人かつよき友人的に思っている。

名前が本名なのか偽名なのかは不明。

 

◆◇◆ ロート ◆◇◆

?歳無性、180cm。

無性の死神。

死神が集まって魂の回収等々の規則や任務が定められている死神社に所属している。

しかしサボり魔な上、現在はレラントに興味津々のため完全に仕事をすっぽかしている。

担当課は今のところ決めてないけど少なくとも特務課ではない。

人間の寿命から外れて長寿になったにも関わらず人間に戻りたがっているレラントに興味を持っているし、もし死んだら自分が魂を回収すると意気込んでいる。

わりと神出鬼没。大体レラントにくっついてるけどたまにふらっとどっか行ってふらっと帰ってくる。

 

魂を回収する相手の想う人の姿になる性質があるタイプの死神。

現在はレラントが強く想っている人(トラウマ的な)の姿とレラント本人の姿を混ぜたような見た目をしている。

本名?なんだったっけ。ちなみにロート(Rot)はドイツ語で「赤」

 

◆◇◆ レラント ◆◇◆

273歳男性、181cm。

ドイツ人。生まれ付きのアルビノで、産まれてすぐに捨てられ孤児院育ち。

散々に言われる見た目を認めてくれた教会の人達に憧れて神父になった。

ある時からお祈りに来るようになった長い黒髪に赤い瞳を持った女性に恋をする。

しかしその女性は実は吸血鬼でさらにレラントに惚れていたため、共に生きるために吸血鬼化を試みた。

教会に二人きりになったところで自分の手首を深く切り、その血をレラントの口に無理矢理流し込んだ。

吸血鬼の血を飲んだレラントは吸血鬼化し、女性は出血多量で死亡。

死体の前で呆然としている所に人が来て、狂人に惚れられ目の前で自殺されたいう感じで処理され、吸血鬼化したことは知られなかった。

最初は吸血鬼化したのは聖職者でありながら恋情に溺れ、挙句その人を目の前で死なせてしまったせいだと思っていた。

各地を転々としながら生活する中で吸血鬼化は血を飲まされたせいと知る。

真の理由を知ってからもそれを認めず神にすがる自分を滑稽だと思いつつ、今日も懺悔を続けている。

尚、「レラント」は偽名。本名は本人しか知らない。

誕生日と年齢は本当のもの。吸血鬼化してからもずっと数え続けている。

番煎音源最弱のメンタル。


◆◇◆ 歌壬在哉栄 ◆◇◆

?歳?性、175cm。

魚の信仰から生まれた魚の神が人間にも信仰されるようになり人の形を得たもの。

元々魚たちの形無き信仰心から生まれたもののため、性別の概念はない。

人の形を得たが根本は魚のため、たまに倫理観がズレていたり価値観が違ったりする。

とは言え人間を気に入り、長いこと人間の世界で過ごしてきているため粗方強請されてはいる。

各地を点々としながら様々な場所に「豊漁の魚の神」としての信仰の種をばら撒いてきた。

一箇所の信仰のみではいずれ途切れる事を懸念して、様々な場所で祭られる事で人の神としての存在を繋げる目的。

現在はそう大きくはないが神社を貰い、その隣の寮と行ったり来たりしながらのんびり暮らしている。

なお魚からの信仰は今も途切れていない。曰く「人よりずっと単純な奴等が多いから、そうコロコロと信仰を乗り換えたり諦めたり疑ったりしないのさ」

神格として生まれ長い間神格として存在し続け、さらに番煎音源唯一の現役で真っ当な神格であるからか、ちょっと一歩引いたような位置にいる事が多い。

まあよく誰かとふざけてたりまとめ役してたりするんだけど。

名前は信仰地域ごとに色々ある。今は定住用に付けた名前を名乗っている。

実質番煎音源最強だけど、そもそもカテゴリが違うため比較が出来ない感じ。

 

歌賽誠とは腐れ縁で、しょっちゅう出会っては分かれてを繰り返してきた。

また歌賽誠、新居鳴代とはCoCTRPG仲間。水泳の初期値は50%。事あるごとに泳ごうとする。

KPやってても水が絡むシナリオを回す事が多い。あと戦闘が多い。


◆◇◆ 新居鳴代 ◆◇◆

?歳男性、185cm。

病を得意とする鬼。その辺を生かして薬剤師してる。

昔は病を司る自分の性質を嫌って、各地の山や森を点々として暮らしていた。

その頃は一人称「私」で堅苦しい感じのタメ口で喋っていた。

ある山に暮らしていた時、その近くの町で薬屋を営む魔法使いの少女と出会い、知識もあり好奇心旺盛で物怖じしない少女と打ち解けて仲良くなる。

そんなある時、少女の住む町で酷い病が流行り、人々はそれを魔法使いの仕業だと考え、少女とその妹を迫害した。

止まらない流行り病と心を病んでいく姉妹に、全ての元凶は自分にあると思い込んだ鬼はこれ以上“病”が広がらないようにと山を去った。

しかししばらくして姉妹が心配になり町に戻ったが、その時に少女が自殺した事を知る。

慌てて妹の元に向かうも時既に遅く、妹も自殺した直後だった。

そのまま一時発狂引いて右角を自分でへし折り、無力な自分へと呪いをかけた。

その呪いの気持ちと妹が死ぬ直前にかけた呪いの残滓が混ざり、「呪いが見えるようになる呪い」がかかった。

その影響で右目と右前髪が紫色に変色し、右目の視力も大幅に落ちた。

この時から今のような砕けた口調を使うように。

以降妹は記憶を持ちそれを封じたまま転生を繰り返し、ある時に記憶を思い出し発狂して自殺というループを続けていた。

そして互いにかかった呪い同士が引き合うように、鬼は妹の転生と死を間近で見続ける事になる。

で、まあなんやかんやあって転生した姉妹を引き合わせる事で二人の転生の呪いは解けて、まだ影響は残って少女と妹として転生をしているものの記憶の保持はなくなった。

鳴代自身の呪いや後悔も解けたが、「呪いが見える」事は体質レベルで残ってしまった。まあ特に困ってないのでよしとする。

妹の記憶を不用意に揺さぶらないように色々と名前を変えてきたため、本名の記憶は既に朧気。今はループが解決した時の名前を使い続けている。

 

普段は理性的で頭脳派だが、何故かゲームをやると脳筋と化す。

歌賽誠、歌壬在哉栄とはCoCTRPG仲間。相変わらずのド脳筋。「APP?俺ぁ肉体美で勝負する!」「EDUの21を18にしてSTRと交換してもええ?」などとのたまうクソ脳筋。

KPやるとわりとマトモだが医学や薬学などで出す描写が必要以上にリアル。そしてKP、PL共にダイス運がいい。大体ダイスでなんとかなる。


◆◇◆ 歌賽誠 ◆◇◆

?歳男性、179cm。

元々山奥の森に住む野良狐で、近くの小さな村に住む呪術師と仲が良かった。

ある時雨乞いだかの儀式で生贄が必要になり、それを執り行うのが仲の良い呪術師と知って彼のためならと生贄に立候補する。

そしたら呪術師の力と村人からの強い信仰心によって死んだと思ったら神格の白狐になっていた。

しばらくは土地神として呪術師と共に崇められるが、徐々に村人がそれを当たり前と思うようになり信仰心が薄れ、力も弱まっていった。

そんな中行われた儀式を失敗してしまい、さらに村人の信仰の薄れが悪化。

信仰と存在の消滅を恐れ祠に引き篭もっていると村から異変を感じ取り、急いで村へ向かう。

既に瘴気に満ちて壊滅状態で生き残っているものはなかったが、見覚えのある髪と腕が落ちている事に気付き、急いで祠と逆方向の村を出る道へ向かう。

その先の大きな樹の下、幹にもたれかかって気を失っているボロボロの呪術師を見付けたが、羽織をかけて村に戻った。

その後落ちている髪と腕を広い、祠の前に切った自分の髪と共に埋葬し、そのまま祠側の道から村を去る。

祠側の道から村を去ったのは、呪術師に神格でなくなった自分を見られ失望されてしまうのが怖かったから。

そのまま道沿いに山を下って行き海に出たところで力尽き倒れたところを歌壬在哉栄に拾われる。

しばらく世話を焼かれたりなんだりあった後、各地をふらふらしながら暮らす事に。

分かれた後も歌壬在哉栄とは腐れ縁が続きしょっちゅう再会する事になる。

その後色々あって手品師とか始めたりしてとある町に行った時に呪術師、戒音クチナシと再会し現在に至る。

 

土地神として生まれた直後は白髪に鮮やかな金目だったが、信仰が薄れるに従って色が濁っていき、最後は狐の頃と同じような髪色と暗い橙の瞳に。

村人からの信仰が途絶え神格を失ったかと思いきや、一層強くなった呪術師からの想いによって呪術師の守り神的な存在になっており、呪術師が想い続ける限り歌賽も死ぬ事はない。

つまるところ現在も神格ではあるが、呪術師本人以外には全く効力がない一点集中タイプのため、傍目には単なる妖狐でしかない。

妖狐としての力はそう強くなく、変化しか出来ない。狐火とか千里眼とか幻術とか全然できない。

変化も何にでもなれるわけではなく、知っているものにしか成れない。ストックされているパーツを使い分ける感じ。しかし精度や継続時間は優れているため全くの無能というわけではない。

手品はいつでもガチのマジモン。タネも仕掛けもちゃんとある。ちなみに芸名は「真琴(まこと)」

ふらふらしている間に色々な名前を名乗っていた。本名は一応覚えている。現在は手品師始めた時につけた名前をそのまま使っている。

 

戒音クチナシを「親愛なる呪術師様」と慕っている。絶対的な親愛を向けているが付き合ってはいない。

また、戒音クチナシの本当の名前を知っている。しかし呼ぶ事は無く普段は「坊ちゃん」と呼んでいる。

新居鳴代、歌壬在哉栄とはCoCTRPG仲間。リアル言いくるめ系頭脳派PLだが肉体面ポンコツPCの呪いにかかっている。あとダイス運が死んでる。

KP時もマトモ。推理系のシナリオをよく回す。しかしダイス運は死んでいる。


◆◇◆ 戒音クチナシ ◆◇◆

?歳男性、173cm。

山奥の小さな村の呪術師の家系に産まれ、育てられた。

生まれ付き力が強く、幼い頃に様々な儀式を成功させている。

力しか見ようとしない村人に嫌気がさしており、森の動物らとよく遊んでいた。

ある時雨乞いの儀式に成功したと思ったら生贄の狐が土地神になり、しばらくは土地神と共に崇められた。

しかし村人が徐々にそれを当たり前と思うようになったため信仰が薄れ、土地神は力を失っていき、力不足によりある儀式を失敗する。

失敗によりさらに信仰は薄れていき、土地神を無能だ役立たずだと悪く言う者も出てきた。

同時に村に「もしこの力の強い呪術師が村を裏切り歯向かったら」「儀式失敗はその前兆なのでは」といった恐れが広がっていく。

そうして暴走した村人達に押さえつけられ、力を溜める髪と儀式を行う腕を切られ、呪文を紡ぐ口と力を放出する目を封じられる。

右目を封じられる直前で放出しきれず体内に溜め込まれた魔力が暴走、様々な負の感情と合わさって爆発し、村一つを丸ごと呪い殺す。

そのままボロボロの身体を引きずって、土地神の祭られる祠とは逆方向から村を出、以降各地を転々としながら暮らしていた。

祠と逆方向から村を去ったのは、呪いに取り込まれた呪術師など美しいカミサマには不釣合いだと思ったから。

人間不信をこじらせたりしながら過ごしていたため、その辺の野草とか食べられそうなものなら何でも食べる感じの生活をしていた。

なんやかんやで寮暮らしをするようになってからしばらくして土地神、歌賽誠と再会し現在に至る。

再会後は絶対的な心の支えを手に入れたためか人間不信は彼方へすっ飛び、他人とかはどうでもよく思っている。

一度懐に入ったものは大事にするタイプのため番煎音源はわりと大事。一番は勿論カミサマだけど。

 

魔力が暴走、爆発した時に、そのままのヒトの器では力に耐え切れないため魔力諸々が身体を作り変えた。

ヒトの器でない上、ヒトでは有り得ない膨大な量の魔力が溜まり続けているため基本的に不老不死。

身体が作り変えられた時に瞳の色が変わるようになり、また影を操る性質も手に入れた。

系統のある存在ではないため自分でも自分の存在をどう定義すればいいのかよく分かっていない。自称としては「影」或いは「呪いそのもの」

普通の飲食物の他、呪いや毒のような負の存在や陰の気を食べて自身に取り込む事ができる。つまり無機物じゃなきゃ大体食える。

適当にその場しのぎで名乗りながら生活してきた。本名は一応覚えている。現在は定住用につけた名前を名乗っている。

 

歌賽誠を「僕のカミサマ」と慕っている。絶対的な親愛を向けているが付き合ってはいない。

また、歌賽誠の本当の名前を知っている。しかし呼ぶ事は無く普段は「オジサン」と呼んでいる。


◆◇◆ M9r0 ◆◇◆

なぞ。いたりいなかったりする。ふしぎ。